西洋医学では、『冷え性』という病名は存在せず、一般的に冷え性で見られる症状については、『自律神経失調症』と呼ばれる症状に分類されています。
そのため、手足が冷たく、腹痛や下痢、生理痛、低血圧などの症状があっても、『自律神経失調症』と診断されることが多いようです。
自律神経失調症の多くは、精神安定剤を処方されたり、痛みや下痢などの症状を緩和する治療や薬が処方されます。西洋医学では、身体の冷えを根本から治すのではなく、症状を止めることを治療の目的としています。
身体の冷えを訴えるのは、圧倒的に女性が多く、思春期以降の女性の半数近くが『身体が冷える』と答えた調査結果もあるほどです。
身体が冷えてしまう原因としては、貧血や低血圧、女性ホルモンや自律神経失調、甲状腺機能低下などがありますが、はっきりとした原因がみつからない場合も多く、西洋医学では、『体質的な冷え性』と考えることもあるようです。
自律神経のバランスが崩れたために起きるさまざまな症状のことです。手足が冷えていたり、身体が冷えている症状が出るものの、実際に何らかの疾患があるわけではなく、あくまで手足の冷えは、自律神経の働きが狂っているために起きている、と考えられています。
心臓が血液を送り出すポンプの力が弱いため、手足の先まで血液が十分に届かないことが原因で、低血圧になると考えられています。
血液中の赤血球が少ない状態のことです。血液中のヘモグロビンが不足しているため、体が酸欠状態になり、疲れやすい、だるい、などの症状が出ます。
女性ホルモンの血管拡張作用により低血圧になりやすいため、と考えられています。