冷え性は女性だけのものではありません。女性の冷え性が婦人科系の不調につながるのとは異なり、男性の場合は、肝臓から腎臓にさまざまな影響を及ぼします。女性は手足の指先が冷える『末端の冷え』が多いのに比べて、男性はお腹が冷える『内臓の冷え』の症状が多いのが特徴です。
内臓の冷えは、手足は温かいため、『冷え性=手足が冷たくなる』と思っている男性は自分の体が冷えているとは思わず、自覚するのが遅くなるようです。『緊張するとトイレに行きたくなる』、『冷房が強く効いている場所に長時間いられない』などの症状がある場合は、身体が冷えているかもしれません。
男性の冷え性は、不規則な生活や偏食、過労など、ストレスが原因となっているケースが多いようです。
具体的な予防方法としては、おなかを冷やさないようにすることです。身体の冷えは、体温を調節する体のメカニズムと密接に関係しています。そのため、お腹などの体の深部が冷えてしまうと、熱の放出を防ぐため末梢血管が縮まり、手足が冷たくなってしまいます。身体の熱を逃がさないためには腹巻が効果的です。寝るときだけでなく、通勤時にも身につけるとさらに効果的です。
また、食事はきちんと三食取ることも大切です。仕事に追われ、食事を抜いたりすると、体内の熱を作り出すことができなくなり、身体が冷える原因となります。効果的がある言われている、生姜・ニンニク・ネギ・唐辛子などを使った料理を食べて身体の中から温めることも効果的です。
会議や飲み会の席でも冷たいジュースやアルコールなどを飲み過ぎないように注意し、できるだけ温かい飲み物を飲むように心がけることも効果的です。ほかには、運動不足を解消し、新陳代謝を高めて体のエネルギーが燃えやすい体作りをするのも良いでしょう。